男子高の女子高生!!!!上
この時間、この場所で何が興るかしっていた。

知っていたから、ここへ来た。

海斗と別れる前・・・。

『あなたの大切な人の死が近い。その人はあなたが無理やり縛っていて、
その人は今苦しんでいる』

そう占い師に言われた時は心臓が止まるかと思った。

『どうすれば、その彼の死がなくなるのでしょうか?』

『それは・・・あなたしかできない』

私にしか、できない?

どういう、事?

『その死はいつ?』

『おそらくあなたが事故に遭った場所に・・・いつかまではわかりません』

そう、言われた。

その3日後に、海斗から別れてくれ、と言われた。

つらかったけど、どうせ・・・あなたは死ぬから。

と最低な事を考え、私はその別れを了承した。

その日から、毎日誰かの声を聞いた。

「助けてくれ、助けてくれ・・・っ」

その声の正体を知ったのは、昨日。
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