ブラック王子に狙われて①
「ハハハッ。まぁいいや。とにかく、終わったら来いよ」
「………」
「シカトしたら、明日はお前の話題で持ちきりだろうな?」
「う゛っ……わ、分かったから…」
彼が急に立ち上がった。
ぅわっ!!足、超長っ!!
「あっ、私の名前は…「知ってる」
名乗ろうとしたら…知ってる?
「へ?」
「市村 絢だろ?」
「な、何で知ってるの?」
「はぁ?お前、結構有名」
「は?何で有名なの?も、もしかして…ひ、貧乳で?」
「ブッ…ハハハハッ。マジでおかしなヤツ、超ウケる」
「ねぇ、何で有名なの?」
「教えて欲しい?」
「うん!!」
ホントに……私ってそんなに有名人なの?