ブラック王子に狙われて①



お礼を言って歩き始めたその時!!

晋さんが腕を掴んで引き寄せた。





そして………。




「フッ。意地張ると、可愛くないよ?」

「!!!!!」

「じゃあ、またね~」





あっという間に去ってしまった。





な、なっ、何!!???

い、いっ、今、何したの!?





私は自宅への夜道を猛ダッシュした。





「ただいま!!」

「おかえり~ケーキどうだったぁ?」




後ろから話し掛ける母親を無視して即行で部屋へ。






ドレッサーの前で……絶句。



!!!!!!!



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