ブラック王子に狙われて①
首筋にチクッと痛みが走った。
「なっ、何をするのよ!?」
「お前は俺のもんだっつう印?」
「はぁぁぁあ!?」
私があまりの出来事に呆然と立ち尽くしていると、
「んじゃあ、また帰りな?…絢☆」
「ッ!!//////////」
彼は軽くウィンクして去って行った。
ホントに最低なヤツだけど、
容姿がカッコイイから見惚れちゃったじゃない!!
キィ――――――――ッ!!
なっ、何なのよ―――――ッ!!
“下僕”って……。
ふざけんなぁ―――!!