王子と姫の事情
――――3年前


俺は 中学生になった。

その日俺は

入学式が楽しみで前日寝れなかったため

まさかの初日遅刻をしてしまった。

「やっべ。」


もう体育館には生徒が全員入っていた。

俺はドアを開けてその中に入ろうとした。

だけど

体育館の倉庫近くに

ある木の上にいる

猫に気がついた。

おりれなさそうだから上って助けたのに

俺は木から落ちてしまった。

そのあと猫に引っかかれ

ちょっと最悪な気持ちになった。


そして体育館に入ろうとドアをあけたら

そのドアが意外にも軽く

勢い余って大きな音を立てて入ってしまった。
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