初恋をくれた君に幸せを


そして俺は一人で1ー7と

書かれている教室に向かった。


身長が高いからか

いろんな人からの視線を感じる。



君もその一人だったんだね。

気づかなくてごめんね。




「1ー7あったー♪」

俺は一人で教室に入る。

皆緊張しているのか


中学の時と比べたら

とても静かな教室だった。


黒板に席順が書いてある紙が貼ってあった。


俺の席は掃除箱の前だ。

出席番号は一番最後。

ここまで言ったらだいたいの人は

席がどこかわかると思う。


「またここか…。」

この席はもう何回も体験している。

小学校も中学校も…。







< 8 / 19 >

この作品をシェア

pagetop