ラビリンス

聞いていると。勇者が語り始めた。
「大魔王に城を破壊され生き延びた僕は勇者になり、同じく生き延びた彼は木こりから戦士になってくれた。
闘いをしてみると、メンバー的に回復系が居ないから僧侶募集したんだけど、今は僧侶になる若者はいないね。年配の方は若輩者のパーティーには入らないし、まず現役胃引退多数だねかと言って賢者や商人は高級取りだから、名指しは無理。仕方ないから賢者または、薬草持ちの商人が来るのを期待してパーティー募集中と宿屋に貼ったんだ。君は…」
勇者の問い掛けに
「遊び人です」
遊び人の言葉に二人は驚いた。
「遊び人はまずくないか」
「戦士失礼だそ」
「けど、勇者と戦士の俺と遊び人って」
確かに戦士の言うとおりだ。パーティー的に、せめて魔法使いなら攻撃力強化にはなるよな、遊び人は…
…いやまてよ
私が思いついた事を遊び人が言った。
「遊び人なんですが将来的には必ず賢者になります。しかも
すぐに裏技で遊び人は賢者になるんですよだから私は賢者になるために遊び人を選んだんです。
真面目に薬草の本を読んで、趣味は花を愛でる事です」
だから、その変の遊び人みたいに遊んでる訳ではないと…
根が真面目だから、真面目な遊び人だと
…真面目本当の真面目な人間は、魔法使いになり、呪文を覚え、僧侶になり回復系を覚え、賢者になって闘う。なぜなら、初歩的な魔法を覚えていると、大きな魔法が早く覚えられるから。私の記憶が正しければ、遊び人から転職した、初期の賢者は使えなかったような
…あっ
また記憶の扉を開いた
私が記憶の回復の喜びに浸っている頃、
勇者、戦士、遊び人三人は、パーティーを組む話になったらしい。
突然テロップが流れた。
遊び人をパーティーに入れた。
遊び人に薬草を全部わたした
敵が現れた
遊び人は花を見ている。
勇者がスライスＡに攻撃
スライスが…重なり