ラビリンス
スライスは重なりキングスライスになる
キングスライスADが勇者、戦士に攻撃
遊び人は転んで薬草を使えなかった
見ていた私は慌てた。このままだと全滅する
私は岩を抱えると、「自爆」
と叫んだ。確か、そんな敵がいたはず
それに驚いたキングスライスが、後ずさる。
「逃げて」
私の叫びに瀕死の勇者と戦士が動く
パーティーは逃げ出した
瀕死の体を草村に横たえた戦士と勇者の横で、泣きながら遊び人が薬草本を見て薬草を探していた。
落とした薬草は、私が投げた岩でグチャグチャになっていた…。私は、薬草本を置いたまま、夢中で薬草を探している遊び人のそばに座り、薬草本を開いた。
赤に黄色緑
緑は危なくない黄色は危なくない赤は薬草で危ないかも。
なんか判りにくい書き方。要す
るに赤は薬草だけどじゃん
赤い薬草と、かいたら薬草が赤だと思うよ
「あった」
遊び人が赤い薬草を持って瀕死の二人に駆け寄るのが見えた「まずい」
時すでに遅し、悲しい音楽が流れた…。
「1人で大丈夫」「はい。隣村には教会がありますから
勇者さんが二人復活するGは貯めてらしたから大丈夫です」そう言うと遊び人は二つの棺桶を抱えて歩いて行った。
復活した
明るい音楽が遠くに聞こえた…。
私は空を見上げた
雲は普通の雲に戻っていた。
私も冒険の旅人かもしれないなと感じた。
しばらく歩くと、ポスターをが貼ってあるのが見えた。
私は慌てて駆け寄る。私の預かった手紙の手掛かりかもしれないと思ったからだ。指名手配とかかれたポスターには、何だか今までと違う時代背景
私がポスターを見ていたら、若い女性が現れた。
「すみません
そのポスター私に譲って下さい。桂小五郎さん大ファンなんです」
「はあどうぞ、けど指名手配犯ですよ」
「指名手配ですが、お上が決めた指名手配だし、私みたいな町娘には関係ないですぅイケメンだし
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