…たぶん。
「ん…のんっ!」
「ん-?」
「か-の-ん-!
起きてるの?!」
ガバッ
時計を見ると
いつもなら家を
出発している時間に
なっていた
「うわっ!どうしよう!」
しかも今日は優哉と
一緒に登校しようって
約束していたのに…
とりあえず電話しなきゃ…
「あれ、携帯…どこだろ」
いつもの定位置に
あるはずの携帯電話は
今日に限ってない
「なんでだろ…
昨日は紗希と電話して
その後優哉にメ-ルを
送ってから寝ようとし…」
メ-ル…
送ったっけ……?
「うわあああああ!」
ベッドに目を移すと
そこには優哉への
打ちかけのメ-ル画面に
なっている携帯が
そこにはあった