やっぱり好きなんだよね
向日葵side
もう、朝から嫌になるわよ、
よし、教室に向かおうかなっ
そう思ったとき
「向日葵ちゃあああああああん!!!!」
そう言って私の元に全力で走ってくる
目がぱっちりしていて
髪の毛は栗色のふわふわのボブヘアーで
あたしとは正反対の女の仔花華。
あたしのこと唯一すべて理解してくれる田原花華。
中学の時から同じで今はあたしの大事な親友。
「おはよう、花華♪」
ぎゅーっ!!
「あ、朝からどうしたのよ花華っ!
だ、だ、だきつかないでくれる?」
「なに向日葵ちゃん!!そう言ってぎゅーって仕返してるのにー」
な、な、な、
「もうっいいわよ花華!教室に行きましょう!」
「向日葵ちゃんかわいいーっっ」
「んもうっ!!」
そうぷんすか拗ねてると
あっと言う間に教室について皆がざわざわしてる、
「橘さんと田原さんはほんとに仲良しね!」
とか
「超美人と超かわいい!が揃ってるよねー」
とかとか、一体何を言ってるのかしら。
「向日葵ちゃん!」
「なあに、花華?」
「今、一体何を言ってるのかしら?とか思ったでしょ!!」
「え、うん?」
「んもうっ!!向日葵ちゃんいい加減自分の綺麗さに気付いてよ!」
毎日花華はあたしに綺麗すぎるとか美人すぎ!
って言ってくるのよ、
この子も何を言ってるのかしら?