絆…永遠のﾂｲﾝｿｳﾙ

あの夢の中で起きた事を、母には言わないまま
入院生活を送り。

怪我は運がよかったのか、打撲と擦り傷程度で済み
ましたが、
私が助けようとした
茶色い猫は助ける事も無く車に引かれて、
先にこの世を去り

私の家の庭の片隅に
埋められたこと。


目が覚め順調に回復し私は無事に退院した事を喜んでくれました。


私はしばらく家で
休養を取り
体力回復の為
近所をぶらぶら歩く日々。

近所は畑仕事をする
年寄りや、
働いていない主婦の人が
幼い子供を
公園であやしベビーカ‐
で散歩する姿あちらこちらで見受けられる。


「あらっちよちゃん、
しばらく見ない内に
大きくなったわねっ！」

通りかかる度に、
近所に住む人から
声を掛けられ、
優しい笑顔と声に私はうなづき
笑顔を返す。

「あっそうそう……
これっよかったらどうぞっ」

っと、気を使って居るのか少し小太り系で白髪まじりの髪をした
おばさんが何やら手さげ
カバンから何かを取出し
私の手のひらに乗せ差し出してきた飴。

断る理由も無く
私は、照れ隠しで笑顔
でお礼をいい…。