絆…永遠のﾂｲﾝｿｳﾙ

奏斗の転校！？

「な〜な〜
急に奏斗が転校するんやろ〜何かおかしいとちゃうか？」

眉間にしわを寄せ、
目は少し上目遣いで
手を組ながら、
さやかが疑問な事を話し始める。

「変？ってどうして？」

まゆは、さやかの言葉に
疑問を向ける。

「なんでやろ？
でもうちにもわかんない
けど
何か気になんねん
せやかて、
今までだって
何かあるぅ〜って
思った時には結構当たるんやで〜？
な〜ぁ疑うくらいやったら調べてみん？」

小学生の会話とは思えないような不思議な言葉を向けられ
私は、よくわからなかった。

でも確かにこの頃、
さやかの言っていた言葉はのちに、
活躍する事になって行く。
「…あのねっ
さやかってもしかして
動物と喋れる？」

私の言葉に、二人は
互いを見合い、吹き出す。
「なんやっそりゃ？
何言ってますのこの子はっ…、動物と喋れる？って」

さやかは、
私の言葉に笑い、
意味不明と言わんばかりの言葉を向けられた。

「さやかは、直感があるって事だよねっ」

まゆも、さやかの意味がわかっているように
さやかに問う。