絆…永遠のツインソウル
とっさに怖くなり
振り返り戻ろうとすると、後ろには真っ白の
道の無い空間が広がって
戻ってはいけないと
わずかに思い踏みとどまると……。

暗い闇の奥から
“一人じゃ無いよっ”
と安心させるかの様に

茶色い猫が“にゃ〜”と
私を誘い込んで
居たのです。



その瞬間一面が花畑に変わり
蝶々(ちょうちょ)が
飛び回り、
一面に真っ青な空と
ひまわりが沢山咲き誇り、景色が一変したのです。

「にゃ〜」

猫は嬉しそうに駆け出すと木に身体を寄せ付け
身体を一生懸命かいて居ました。


――その時です。






< 6 / 32 >

この作品をシェア

pagetop