あまあま恋
なぜそうなる!?
『キモいんだけど…。』
クスクス
すれ違うたびに言われる悪口。
そして、あざわらうかのような笑い…
はあ~。
どうしてこうも毎日あきないで
こんなしょうもないことを…。
私にどうしてほしいんだか((あきれる。
まあ、本当のこと。
だから私はきにしないけどね…。
なんて考えて、教室に行く間の階段をのぼる。
ドンっ
「わっ!!」
「ちょっのん!?」
ぎゅっ!。とにかく急いで手すりをつかむ。
あーもー!!
危ない危ない。
背中を押された…。
私の高めな反射神経がなかったら、今頃おちてたわね…
そして、一息ついてから押した相手をみる。
クスクス
「あ~らっ、大丈夫?栖川のどかさん?」
はあ~。
またこいつか…
よくも自分でおとしておいて言えるわねっ!
そしていつものお決まり。
『今日も一段とおダサいのね』
…あー。はいはいわかってますとも!