虹のかかる恋

「まじ・・・で??」

「・・・うん。」

「よっしゃ!!じゃぁ、頑張っちゃおうかな!!」

「え、なにそれ・・・??」

「楽しみにしとけ!!」

「・・・あ、うん。」


なにかドッキリでもやられるのかと思った。
でも、少し楽しみでもあった。



「じゃぁ、もう遅くなるし俺帰ろうかな。」

「あ、そうだね。」

正直、ショックだった。
長かったはずなのにとても短く感じた。


「また、明日・・・な??」

「うんっ!!」

この言葉だけがとても嬉しかった。
《また、明日》と好きな人に言われるのがこんなに嬉しいとは
思ってもいなかった。


「じゃ、ばいばい!!」

「うん、ばいばい。」


がちゃっ


空、帰っちゃった・・・
一人っていやだな・・・
お風呂入ってもう寝ちゃおう!!


・・・いや、もう寝てしまおう。

寝る準備をしてベッドに入ったが
明日が楽しみすぎて寝ることが遅くなってしま・・・
< 9 / 11 >

この作品をシェア

pagetop