出会う前のキミに逢いたくて
マヤの日記によれば、今年(未来からやってきたオレにとっては去年なんだけど)のクリスマスに結ばれるそうだ。
なんと、マヤがロストバージンするまで、まだ2ヶ月近くも余裕があるんだ。
というわけで、今回のタイムスリップをものすごく前向きにとらえることにしたのだ。
もしかしたら、マヤのバージン喪失をこの手で阻止できるかもしれない。
うまく立ち回ることができれば、この時代の彼氏とマヤを別れさせることができるかもしれない。
今から半年後にオレはマヤと出会うんだけど、バージンのマヤと付き合えるかもしれないのだ。
とりあえず、彼女のそばで情報を集めよう。
そう決意すると早速準備に取り掛かった。
まず必要なのはお金。
オレは財布にあった3万円を全部つぎ込んで馬券を買った。
それは数時間後に万馬券に化けるものだった。
いやあ、「持つべきものは友」であるということを、今回、つくづく感じたよ。
オレの周りには競馬ファンがけっこう多いんだ。
オレ自身はあまりやらないけど、秋のG1で万馬券が出たことを彼らからの情報で知っていたのだった。
これが小説だったら「ご都合主義」と読者にそっぽを向かれるかもしれないけど、本当なのだから仕方ない。
事実は小説より奇なりとはこのことだ。
なんと、マヤがロストバージンするまで、まだ2ヶ月近くも余裕があるんだ。
というわけで、今回のタイムスリップをものすごく前向きにとらえることにしたのだ。
もしかしたら、マヤのバージン喪失をこの手で阻止できるかもしれない。
うまく立ち回ることができれば、この時代の彼氏とマヤを別れさせることができるかもしれない。
今から半年後にオレはマヤと出会うんだけど、バージンのマヤと付き合えるかもしれないのだ。
とりあえず、彼女のそばで情報を集めよう。
そう決意すると早速準備に取り掛かった。
まず必要なのはお金。
オレは財布にあった3万円を全部つぎ込んで馬券を買った。
それは数時間後に万馬券に化けるものだった。
いやあ、「持つべきものは友」であるということを、今回、つくづく感じたよ。
オレの周りには競馬ファンがけっこう多いんだ。
オレ自身はあまりやらないけど、秋のG1で万馬券が出たことを彼らからの情報で知っていたのだった。
これが小説だったら「ご都合主義」と読者にそっぽを向かれるかもしれないけど、本当なのだから仕方ない。
事実は小説より奇なりとはこのことだ。