恋愛温度(番外編も完結しました)
まさか、そんな?


ベッドも周りに散らばった服を拾い集めて身につける。


まさか…

いや、ありえない。

それに一緒にいたのは部長だったはず。

どうなってるの?


「うん…?」


課長が目を覚ました。


「野原さん?」

「課長?どういうことか説明できますか?」


「どういうことって、ここは僕の部屋ですが?

 野原さんはなぜここに?」


「目が覚めたら、裸で課長とそのベッドにいたんです。」


「は…」


課長は想像したらしい。

「うっ」

そう言うと、

真っ赤になって鼻をおさえた。



鼻血ですか…


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