恋愛温度(番外編も完結しました)
よかった多分何もなかった。


ほ~っと息を吐いた。


「課長、昨日の夜に部長と会いましたか?」


「あ、はい。

 呼ばれてしばらく飲みました。

 潰れたらしくて家まで送ってくださいました。」


なんとなく見えてきた。

多分はめられたに違いない。

会社に行ったら、

どんなことが待ち受けているのか?


「そうだ和司…」


っ携帯がない!


わあぁぁどうしよう。



一晩連絡せずに戻ったら…

一体何が待っていることか…


「課長!とにかく私帰ります。」


「は、はい?」


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