恋愛温度(番外編も完結しました)
「実はもう表面下で動いているから。」

いたずらそうに笑う表情、

こういう時、

時々感じる違和感



「和司って何者?

 今まで気にしてなかったけど

 仕事は会社員よね?



 勤めているのは確か派遣事務所じゃなかった?」


和司は小さく息を吐いてから、

私の頬をおもむろにギュッと掴んだ。

「いった~~い!!

 何するのよ~~!!」



「今まで気にしなかっただ?


 何だよそれ


 俺としてみれば結構ショックなんだけど。」


「ごめん。」


「4年も付き合ってるのに

 今頃かって感じだよ。

 不安になったりしないのかよ。」


「えへへ…」


みかんに調べるように言われてたのにね…









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