恋愛温度(番外編も完結しました)
今の私たちは、恋人という名の同居人。


体も重ならない。信頼もない。


それでも傍にいたいとねがうふたりは


やはり愛し合っているのだろう。


和司はソファーで、私は一人ベッドで眠る。


いつか二人に息切れが来たとき、

別れは来るのかもしれない。



___________…


「行ってくる。」


「うん、いってらっしゃい。」




< 169 / 311 >

この作品をシェア

pagetop