恋愛温度(番外編も完結しました)
「このケ-キホ-ルでください。」

「お祝いごとですか?」

「まあ、そういった感じですね。」

「メッセージ入れられますがいかが致しますか。」

「えー…と。じゃあ、___ていれてください。」

レジ横にあるメモに走り書きすると。

ニコリと笑い、

「かしこまりました。」

とだけいいバックヤ-ドにケーキを持って行った。

ケーキのメッセージに自分の気持ちを込めた。

“I LOVE YOU”

口にできなかった言葉だ。

このケ-キを二人で食べることができるかは、

今夜の和司次第だけれど、

二人のあいだにあったものを形にしたかった。




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