恋愛温度(番外編も完結しました)
「婚姻届にサインして、一緒に出しに行ったよね。」

「うん…でも何か変わったわけじゃないし、

 実感がわかないっていうか。

 なんか、狐につままれてる感じがして、

 やっぱり冗談だったって事はあるのかなって?」

「それはないから。

 これからじっくり実感してもらうから、

 明日から新婚旅行行くよ。いい?

 でも、まずは、」

そう言い終わらないうちに、

ひざ下に手が滑り込みひょいと抱き上げられた。

「チョッと和司っ////」

「ずっとお預けされてたんだ、覚悟して!」

「~////」

「まずは、身体で実感させてあげる。」

耳もとで囁く和司の甘い声で、

背中にピリピリっと電気が走る。






< 194 / 311 >

この作品をシェア

pagetop