恋愛温度(番外編も完結しました)
白の空間に赤い浮き玉が踊る、
くるくると、回ったり、ういたり沈んだり
なんだっけこれ、
どこかで見た。
私はどこ?
ああ、この赤い玉の一つだ。
金色のタグにはYukaと、
そしてはるか上でくるくると回っている
そこにも金色のタグ
Kazushi
「和司、待って。」
沈んでいく私を追い越して
いくつもの赤い玉が金色のタグをきらめかせて
上がっていく。
思い出した。これは温度計。
いつか和司が壊した…
温度計だ。
くるくると、回ったり、ういたり沈んだり
なんだっけこれ、
どこかで見た。
私はどこ?
ああ、この赤い玉の一つだ。
金色のタグにはYukaと、
そしてはるか上でくるくると回っている
そこにも金色のタグ
Kazushi
「和司、待って。」
沈んでいく私を追い越して
いくつもの赤い玉が金色のタグをきらめかせて
上がっていく。
思い出した。これは温度計。
いつか和司が壊した…
温度計だ。