恋愛温度(番外編も完結しました)
「うん」


「結花?」


「待っているっていうの?

 何年でも?

 どんなに先になっても?」


「許されるなら。」


あんまりにも過去を遡りすぎて

覚悟してた割にショックだった

そんな昔から

繋がっていた

なのに和司は一方的につながり

交わろうとはしなかった。


それは、私に対しての罪の意識から?

和司が私に執着するのは、

「罪」を「愛情」と

履き違えているだけなんじゃないだろうか


離したくないと言いながら、

判断を私に委ねる和司。


「卑怯じゃない。」


ちょっと前ならそう言っただろう、

死ぬほど悩んだ末に話してくれた和司を

これ以上追い込むなんてできない。


それなら…








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