恋愛温度(番外編も完結しました)
「ううん…ごめん…」
和司は、ニッと笑って
「ごめん、エレベーターも動かない。階段で行くよ。」
私の手をギュッと握るからあわてて引っ込めた。
「足元、暗くて危ないから。」
そう言って手を差し出して、、
さみしそうに笑った。
「あ、うん。ありがとう。」
私は、彼の手のひらにそっと手を預けた。
自己嫌悪になる。
自分から会いに来たくせにこんなに警戒して、
相手にこんな顔させるんなら
会いたいなんて言うべきじゃないのに…
馬鹿な私。大馬鹿だ。
和司は、ニッと笑って
「ごめん、エレベーターも動かない。階段で行くよ。」
私の手をギュッと握るからあわてて引っ込めた。
「足元、暗くて危ないから。」
そう言って手を差し出して、、
さみしそうに笑った。
「あ、うん。ありがとう。」
私は、彼の手のひらにそっと手を預けた。
自己嫌悪になる。
自分から会いに来たくせにこんなに警戒して、
相手にこんな顔させるんなら
会いたいなんて言うべきじゃないのに…
馬鹿な私。大馬鹿だ。