恋愛温度(番外編も完結しました)
さてと帰ろうかな、

あれ、?

バッグがない?

ロッカーだっけ?

慌ててロッカーに向かいながら頭の中を整理する。

今日は遅刻ギリギリでロッカー行ってないじゃん。

じゃあ、バッグはどこ?

もう一度引き返してデスクに行くと、

「え?」

さっき見た引き出しに、

バッグははじめからあったように収まっていた。


「何?どういうこと?新手の泥棒?」


バッグを慌てて開いて貴重品を確認。

お財布の中身まで見たけど、

何か取られた様子はなかった。


「おかしいな?」


狐につままれたような気分だった。
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