恋愛温度(番外編も完結しました)
ゾクリとした。
良くないことが起こっている。
私は直感でそう思った。
「美咲、それに気づいたのっていつ?」
「ええと、ああ、でも比較的最近かも、
ああ、あの部長の雷事件ぐらいからです。」
課長が、得意先の約束をWブッキングですっぽかした時だ。
私が対応して、すっぽかしではなく、
トラブルの処理に回ったとということにして事なきを得た。
そのことで、めったに怒らない部長が雷を落とし、
それ以降ネチネチとしたイヤミを課長に言うようになった。
それもしょうがないのだ、新人なのはしょうがないけれど、
課長としての働きはまずしていないのだから、
部長と私たちがフォローしているからこそ成り立っている課で、
残業が多くなってしまうのも彼に仕事を振れないせいだから。
良くないことが起こっている。
私は直感でそう思った。
「美咲、それに気づいたのっていつ?」
「ええと、ああ、でも比較的最近かも、
ああ、あの部長の雷事件ぐらいからです。」
課長が、得意先の約束をWブッキングですっぽかした時だ。
私が対応して、すっぽかしではなく、
トラブルの処理に回ったとということにして事なきを得た。
そのことで、めったに怒らない部長が雷を落とし、
それ以降ネチネチとしたイヤミを課長に言うようになった。
それもしょうがないのだ、新人なのはしょうがないけれど、
課長としての働きはまずしていないのだから、
部長と私たちがフォローしているからこそ成り立っている課で、
残業が多くなってしまうのも彼に仕事を振れないせいだから。