恋愛温度(番外編も完結しました)
血流が一気に流れ出したのか、

感覚のなかったゆびさきからひじのあたりまで

針でつつかれるよな感覚が駆け巡る。


「わわわぁ、、、あ、ダメ触っちゃ~、ふぁああ。」


「ちょっと色っぽい声朝っぱらから出すなよ。」


「人ごとだと思って!だから触っちゃ…あれ?」


「ん?」


「和司?なんでここに居るの?」


「ってか、俺の部屋だけど。」


「ええ~~!!だってみかんに泊めってって頼んだのに!」


「何言ってんだよ、昨日泊まる予定なのに来ないし、

 連絡もないから電話したら酔いつぶれてるってどういうことだよ。

 迎えに行って担いで帰ってきたんだろ。

 何やってんだよ。」




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