恋愛温度(番外編も完結しました)
私は、言葉の代わりに頭を撫でてやる。

和司は子犬みたいな顔であたしを恨めしそうに見て、

ふてくされる。


「好きだよ。和司。」

「っか!そんなんで誤魔化せれるか。」

言うが早いか、乱暴にキスをしてくる。

「ちょっ…」

ここから先は、何を言っても止まらない。

乱暴に押し倒されて無理やり奪われる、

何度も繰り返された光景。

和司のS炸裂。

乱暴だけど嫌じゃない。

そこに愛情があって。

感情に流される和司を受け止めるのは

生きてる感じがして好きだ。

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