恋愛温度(番外編も完結しました)
約束のカフェに行くと、

外に置かれているテーブル席に

達也は座って本を読んでいたいた。

どんな顔してあったら、、

躊躇する。

「俺、中で買ってくるから先あいつのとこ行って。

 いつものでいいよね、キャラメルとクリームのやつ。」

「あ、うん。」


「すぐ戻るから、隙作ってキスとかされてんなよ?」


「馬鹿!」


和司は二ッと笑って頬を触っていった。

後ろ姿を見送りながら



あたしはゴクリと、唾を飲み込んで、

そして、達也の座る席に足を進めた。
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