恋愛温度(番外編も完結しました)


「なあ、お前の彼氏ってすごいやつなんだな?」


「え?」




「なんで俺の携帯の番号知ってんだって話だろ?」


「うん、なんか誰かに聞いてたみたいだったけど?」


「元カノ。俺のふられた先輩にだよ。」


「え?なんで知ってるの?」


「さあな、調べたんだろ?

なんか執念すら感じるほど、

 お前に入れこんでんのな。

 愛されてんだろうけど。

 大丈夫か?

 あ、、ごめん

 余計なお世話だよな。

 ほら、待ってんだろ?

 行ってやれよ。

 彼氏に言ってやれよ、

 俺はもう結花にはちょっかい出さないからって。」


言われて振り返ると、

少し離れた席に膨れて座っている。

私たちががちゃんと話せるように待っていたの?

もぉ、

あんたって男は…






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