恋愛温度(番外編も完結しました)
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ここ外なのに!
カフェの前を歩く人たちの視線が気になるのに
突き放すことなく和司を受け入れていた。
私たちの温度が同じものになった瞬間だった。
私らしくない。
でも、それすら超えるくらい、
彼を受け止めたい気持ちでいっぱいだったから
この時、
そんな私たちをずっと、
特別な視線で見ていた者がいた事に気づかないでいた。
そう、忘れていたんだ、
今の私を一番悩ませている人のことを