恋愛温度(番外編も完結しました)
シャワーを浴びながら、

自己嫌悪に陥った。


朝から2回も…////


ありえない、、

体のあちこちについた痕、と痣が

行為の激しさを物語る。


「これから仕事だっていうのに…」


鏡に映る自分を見ながら、

ため息をつく。

とりあえず見えるところはコンシーラーとファンデで隠せるかなあ。


「和司のバカ。絶対わざとなんだから。」


ブツブツ言いながらコンシーラーで下塗りをし、

ファンデーションで抑えると、なんとか誤魔化せそうだ。


「誰が馬鹿だって?」



「こんなとこまで、痕つけて!わざとでしょ。」


「俺のだって印だし!」


ドヤ顔で言う和司の顔にデコピン。


「やりすぎなのよ!」
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