夏の日差しと狼のいろ。


 二人とも耳をしまうのを
 成功したのを見て、
 アルはほっとため息をついた。


 そして、警告するように言う。

 「でも、忘れちゃいけませんよ…
 驚いたりすると、無意識に
 耳が出ちゃいます…から」


 アルの忠告に
 ウルーとツキの二人は
 しっかりと頷いたのだった。















 そうして、
 旅に出るまであとは
 傷を治すのみとなったー…







< 128 / 376 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop