夏の日差しと狼のいろ。
第三章▼羽兎と金色

金色の羽と兎



プロローグ▼



赤い瞳が光った。


今日も兎達はナワバリを守る。




よそ者ー…
とくに狼なんかが入った時は…




殺してしまおう。




金色の羽をはためかせ、
兎達は血を見つめる。



僕らをナメた奴は…
"餌に"なってもらおう。






金色は赤色に染まった。






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