璃子


靴に履き替えて、ナツキは彼女と並んで歩く。


特に意味はなかった。成り行きで一緒に帰ることになりそうだ。


やがて、ナツキは後悔し始める。


彼女とは学年が一緒というだけで話したこともない。


共通の話題もないのに、気まずいだけだ。


< 7 / 12 >

この作品をシェア

pagetop