まーぶる
僕は●●駅に寄り道しないで行った。
そこには、もう彼女がいた。
駅の改札口に立って携帯をいじったり。鏡で髪の毛を気にして見ていた。

遠くからでも、彼女の姿を見るだけでやっぱり緊張する。

彼女に僕は少しずつ、
少しずつ、近くによった。
自分から話しかけるのは、恥ずかしかったので、しばらく、近くをうろうろしていると。

やっと気付いてくれた。

『あっおはようございます。なんかイキナリ誘ってしまってすみません。』

『あっ別にいいよ。』

【今、そっけなかったかなぁ、嫌われないように、しなきゃなーー】

『で、どこ行く?』

『特には決めてないんですけど…。』

『じゃあ好きな所いこう。どこがいい?』

『ぢゃあー水族館で』

笑顔で僕に答えた。
小学生みたいな無邪気な笑顔。
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