君と出会えたあの夏
美「いや、大丈夫だけど…」



悠真「あ、あのね!」


美「ん?」

悠「やっぱ何でもない…」

何かソワソワしてない?

美「大丈夫?」

悠「へっ!?
  あ、あぁ大丈夫!」


美「そう?」


悠「あ、あのさぁ…
  この前言ってた事
  忘れないでね?」

美「この前って?」

悠「だ、だから…
  泣かないでねってやつ。」

美「あぁ、あれか…
  消えてもってもってやつか…
  でも消えないでしょ?」

悠真は笑ってごまかした。

何で?

何で否定してくれないの?

否定してよ!

消えないって…

私の愛しい人…

まだ好きだって言ってないよ?

ねぇ…

何でよ!

何で運命は残酷なの?


  
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