神様修行はじめます! 其の二
彼に見つめられて・・・

自分の顔全体が赤くなってるのが分かる。


恥ずかしい。恥ずかしい。

でも、目を逸らせない。

逸らす事ができない。


やつれ果てても、なお美しいこの視線から。


捕らわれてしまったように、あなたを見つめ続ける。


ときめく胸を抱えて。


「あ・・・・・」


言葉が、ひとつ、唇からもれた。

今、一番の本当の気持ち。


会いたかった。

あなたに会いたかった・・・!


膨れ上がって、弾けそうなくらい膨れ上がって・・・


もう止まらない!!



「門川君! 会いたか・・・」


「いったい、何しに来た」



一瞬

あたしの呼吸は止まった。

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