神様修行はじめます! 其の二
絹糸に甘えて、離れない子猫。
言われてみれば、目の金色が似てる!
てか、似てるのそこだけなんだけど!
か、可愛い! ホントに可愛い!
絹糸の子が、こんなに可愛い子猫だなんて!
思わず見惚れるあたしに、お岩さんが自慢げに言った。
「わたくしの可愛いパールちゃんですわ」
「そんな名でもないし、お前のでもないわ!」
絹糸が、またまたお岩さんに食って掛かる。
「我の子に、おかしな名をつけるでない!」
「んまぁ! ピッタリの名ですわっ!」
「絶対に、拒絶するわい!」
「ベルベットちゃんは頑固ですわっ」
「だから、その名で呼ぶでないっ!」
ぎゃーぎゃーと向かい合って騒ぐ二人。
その二人から離れて、子猫は、トコトコ歩き出した。
門川君の枕元に来て、ふんふんと匂いをかぐ仕草をする。
「パール様」
「にー?」
「永久様を、お願いできますか?」
執事さんが、優しく子猫に語りかけた。
「・・・・・」
子猫が小首をかしげ、門川君の額に顔を近づける。
言われてみれば、目の金色が似てる!
てか、似てるのそこだけなんだけど!
か、可愛い! ホントに可愛い!
絹糸の子が、こんなに可愛い子猫だなんて!
思わず見惚れるあたしに、お岩さんが自慢げに言った。
「わたくしの可愛いパールちゃんですわ」
「そんな名でもないし、お前のでもないわ!」
絹糸が、またまたお岩さんに食って掛かる。
「我の子に、おかしな名をつけるでない!」
「んまぁ! ピッタリの名ですわっ!」
「絶対に、拒絶するわい!」
「ベルベットちゃんは頑固ですわっ」
「だから、その名で呼ぶでないっ!」
ぎゃーぎゃーと向かい合って騒ぐ二人。
その二人から離れて、子猫は、トコトコ歩き出した。
門川君の枕元に来て、ふんふんと匂いをかぐ仕草をする。
「パール様」
「にー?」
「永久様を、お願いできますか?」
執事さんが、優しく子猫に語りかけた。
「・・・・・」
子猫が小首をかしげ、門川君の額に顔を近づける。