神様修行はじめます! 其の二
不安が胸をよぎった。
もし・・・
もしも、お兄さんが変わってしまっていたら?
あの奥方の毒に染められて、優しい心を無くしていたら?
充分、ありえる話だ。
なんたってあの鬼ババの毒素だもの。
そんな強力な毒素に育てられたら・・・
腸炎ビブリオ菌も顔負けの増殖力で、お兄さんの優しい心を蹂躙していくだろう。
変わってしまったお兄さんに会うことになったら。
門川君は、とても傷付くだろう・・・。
「ふむ。永継に会うか。それも良いじゃろう」
絹糸?
意外・・・。あっさり納得しちゃった。
てっきり反対すると思ってたのに。
「永継がお前の話を聞くなら、それで良し」
「ああ、そうだ」
「そして永継が、完全に華子側の人間だと分かれば、それも良しじゃ」
「・・・・・」
それも良しって・・・。
良くないじゃん! 全然!
もし・・・
もしも、お兄さんが変わってしまっていたら?
あの奥方の毒に染められて、優しい心を無くしていたら?
充分、ありえる話だ。
なんたってあの鬼ババの毒素だもの。
そんな強力な毒素に育てられたら・・・
腸炎ビブリオ菌も顔負けの増殖力で、お兄さんの優しい心を蹂躙していくだろう。
変わってしまったお兄さんに会うことになったら。
門川君は、とても傷付くだろう・・・。
「ふむ。永継に会うか。それも良いじゃろう」
絹糸?
意外・・・。あっさり納得しちゃった。
てっきり反対すると思ってたのに。
「永継がお前の話を聞くなら、それで良し」
「ああ、そうだ」
「そして永継が、完全に華子側の人間だと分かれば、それも良しじゃ」
「・・・・・」
それも良しって・・・。
良くないじゃん! 全然!