神様修行はじめます! 其の二
彼はますますあたしに対して、心を閉ざすだろうな。
でも、それで構わない。
それでいい。
あたしの成すべき事は、彼と仲良しこよしになる事じゃない。
これで彼と一緒に行動できる。
彼の側にいられれば・・・
彼の代わりに、お兄さんを殺す事もできる。
もしお兄さんが心変わりしていたとしても、彼を守る事ができる。
実の兄を殺すという苦しみから。
あたしが自分の手を汚せばいい。
あたしが人殺しになればいい。
そうすれば、少なくとも彼自身が兄を殺さずにすむ。
少しでも、彼の心の闇と苦悩を減らす事が出来る。
彼は、兄を殺したあたしを憎む事になるだろう。
彼の心は、あたしから果てなく遠ざかる。
永遠にもう、あたし達は心を通わす事はなくなるだろう。
それで・・・それでいい。
それがあたしの望むこと。
あたしの成す事だ。
でも、それで構わない。
それでいい。
あたしの成すべき事は、彼と仲良しこよしになる事じゃない。
これで彼と一緒に行動できる。
彼の側にいられれば・・・
彼の代わりに、お兄さんを殺す事もできる。
もしお兄さんが心変わりしていたとしても、彼を守る事ができる。
実の兄を殺すという苦しみから。
あたしが自分の手を汚せばいい。
あたしが人殺しになればいい。
そうすれば、少なくとも彼自身が兄を殺さずにすむ。
少しでも、彼の心の闇と苦悩を減らす事が出来る。
彼は、兄を殺したあたしを憎む事になるだろう。
彼の心は、あたしから果てなく遠ざかる。
永遠にもう、あたし達は心を通わす事はなくなるだろう。
それで・・・それでいい。
それがあたしの望むこと。
あたしの成す事だ。