神様修行はじめます! 其の二
部屋を出た。
止まらず真っ直ぐ歩いていく。
誰の視線も気配も、もう背中に感じられない。
側にいるのは、しま子だけ。
「うっ・・・・・」
こらえきれずに、涙があふれた。
泣きながら、それでも止まらず歩いていく。
「うっ・・・く・・・」
バカみたい。なに泣いてんのよ。
自分で望んだ事でしょうが。
決めたんでしょう?
今までの自分と決別するって。
そして絶対に彼を守るって。
彼の側にいたいんだ。彼の側に。いたい。
どんなに・・・心が離れてしまっても・・・。
側にいなければ、守ることすら出来なくなってしまうんだもの・・・。
守るためなら、そのためなら・・・。
一生彼に憎まれ続ける事を、あたしは選ぶ。
「うっ・・・う・・・」
あたしは立ち止まった。
ギュウッと力一杯、両目を閉じる。
止まれ、涙、止まれっ。
・・・泣くな、あたしっ!!
止まらず真っ直ぐ歩いていく。
誰の視線も気配も、もう背中に感じられない。
側にいるのは、しま子だけ。
「うっ・・・・・」
こらえきれずに、涙があふれた。
泣きながら、それでも止まらず歩いていく。
「うっ・・・く・・・」
バカみたい。なに泣いてんのよ。
自分で望んだ事でしょうが。
決めたんでしょう?
今までの自分と決別するって。
そして絶対に彼を守るって。
彼の側にいたいんだ。彼の側に。いたい。
どんなに・・・心が離れてしまっても・・・。
側にいなければ、守ることすら出来なくなってしまうんだもの・・・。
守るためなら、そのためなら・・・。
一生彼に憎まれ続ける事を、あたしは選ぶ。
「うっ・・・う・・・」
あたしは立ち止まった。
ギュウッと力一杯、両目を閉じる。
止まれ、涙、止まれっ。
・・・泣くな、あたしっ!!