神様修行はじめます! 其の二
「うっく・・・・!」
「・・・うあぁ~~・・・」
しま子が心配そうな声を出した。
あたしの隣に立ち、あたしの背中をさすってくれた。
何度も何度も、さすってくれる。
大きな暖かい手で。
優しく優しく、何度でも。
涙の止まらない目で、しま子を見上げた。
しま子も・・・泣いていた。
「うぁぁ、うぁぁ」
ひとつ目からポロポロ涙を流しながら、しま子も一緒に泣いてくれていた。
「うん・・・。大丈夫、だよ」
「うあ~~・・・」
「あたしは平気、だよ・・・」
「うあぅ~~・・・」
「ただね・・・・・」
梅干おにぎり、食べたいなあ・・・。
すごくすごく、食べたいなあ・・・。
泣き止んだら、立ち上がってみせる。
立ち上がって歩き出す。
いつも通りの顔をして。
だから・・・
今は、一緒に泣いてくれるよね? しま子。
あたしとしま子は、肩を並べてずっとずっと泣いていた・・・。
「・・・うあぁ~~・・・」
しま子が心配そうな声を出した。
あたしの隣に立ち、あたしの背中をさすってくれた。
何度も何度も、さすってくれる。
大きな暖かい手で。
優しく優しく、何度でも。
涙の止まらない目で、しま子を見上げた。
しま子も・・・泣いていた。
「うぁぁ、うぁぁ」
ひとつ目からポロポロ涙を流しながら、しま子も一緒に泣いてくれていた。
「うん・・・。大丈夫、だよ」
「うあ~~・・・」
「あたしは平気、だよ・・・」
「うあぅ~~・・・」
「ただね・・・・・」
梅干おにぎり、食べたいなあ・・・。
すごくすごく、食べたいなあ・・・。
泣き止んだら、立ち上がってみせる。
立ち上がって歩き出す。
いつも通りの顔をして。
だから・・・
今は、一緒に泣いてくれるよね? しま子。
あたしとしま子は、肩を並べてずっとずっと泣いていた・・・。