神様修行はじめます! 其の二
「毒の回った体で、やたら元気に動き回るからじゃ」
「うぅっ・・・」
「やめいっ。こんな所で吐いたら承知せんぞ」
「ううぅ~・・・」
何を言われても、うぅ、しか出てこない自分が情けない。
しかもまた門川君に負担をかけている。
仲間の負担になってる。
・・・情けない。
本当に、あたしはなんて情けない人間なんだろう・・・。
痛みと眩暈と情けなさと悲しさで、涙が浮かぶ。
そんなあたしのお腹の上に、ぽんっと紙包みが飛んできた。
? これ、なに?
「解毒薬だ」
「・・・秋風?」
秋風も、いつの間にか泣き止んでいた。
こちらに背を向け、頭と肩をカクンと下げて座り込んでいる。
「ひとり分しか無いがな。お前が飲むのが良いだろう。一番ひ弱そうだ」
ぼそりと、とても小さな小さな声が聞こえた。
「うぅっ・・・」
「やめいっ。こんな所で吐いたら承知せんぞ」
「ううぅ~・・・」
何を言われても、うぅ、しか出てこない自分が情けない。
しかもまた門川君に負担をかけている。
仲間の負担になってる。
・・・情けない。
本当に、あたしはなんて情けない人間なんだろう・・・。
痛みと眩暈と情けなさと悲しさで、涙が浮かぶ。
そんなあたしのお腹の上に、ぽんっと紙包みが飛んできた。
? これ、なに?
「解毒薬だ」
「・・・秋風?」
秋風も、いつの間にか泣き止んでいた。
こちらに背を向け、頭と肩をカクンと下げて座り込んでいる。
「ひとり分しか無いがな。お前が飲むのが良いだろう。一番ひ弱そうだ」
ぼそりと、とても小さな小さな声が聞こえた。