神様修行はじめます! 其の二
せっかく助けてあげたのに!
そこんこと分かってるの!?
ちゃんと感謝してよね!
・・・てか、あたしだよね? 助けたの。
でも届かなかったんだけどなぁ??
「小娘、いつの間にか腕を上げたのぉ」
「え? なにが?」
「滅火の力じゃよ」
「・・・・・?」
「なんじゃ、無意識じゃったのか?」
いやもう、無意識もなにも・・・。
正直、それどころじゃなかったんだけど。
「滅火の力は遠距離戦でも有効なんじゃ」
「えー!? そうだったのぉ!?」
「接近戦だけでは、効率が悪かろうが」
「それはあたしも思ってたけど」
「天内の一族は皆、両方を使いこなしておったぞ」
「えー! ホント!? すごいねー!」
「・・・お前、ほんとに知らんかったのか?」
「うん! 全然!」
「・・・・・」
絹糸は、ちょっと沈黙した。
そこんこと分かってるの!?
ちゃんと感謝してよね!
・・・てか、あたしだよね? 助けたの。
でも届かなかったんだけどなぁ??
「小娘、いつの間にか腕を上げたのぉ」
「え? なにが?」
「滅火の力じゃよ」
「・・・・・?」
「なんじゃ、無意識じゃったのか?」
いやもう、無意識もなにも・・・。
正直、それどころじゃなかったんだけど。
「滅火の力は遠距離戦でも有効なんじゃ」
「えー!? そうだったのぉ!?」
「接近戦だけでは、効率が悪かろうが」
「それはあたしも思ってたけど」
「天内の一族は皆、両方を使いこなしておったぞ」
「えー! ホント!? すごいねー!」
「・・・お前、ほんとに知らんかったのか?」
「うん! 全然!」
「・・・・・」
絹糸は、ちょっと沈黙した。