神様修行はじめます! 其の二
『ぼくもそこへいけますか?』
『それは・・・ならぬ』
月から目を逸らさず。
ただ、じっとじっと見つめ続けて。
『おそらく一人にならねば、行けぬ場所じゃ』
行きたいのぉ
行きたい
いつか・・・
行けるものなれば、行きたいのぉ・・・
・・・・・。
・・・・・・・。
奥方は・・・
行けたのだろうか。
行きたかった場所に。
全てのしがらみを脱ぎ捨てた今、その場所へ行けたのだろうか。
ひとりぼっちで・・・
やっとの事で・・・。
あたしと門川君は月を見上げた。
その向こうの何かを見届けるように。
そして・・・
「さぁ帰ろう。みんな僕達を待っている」
うん、行こう。
あたし達の行くべき場所へ。
行きたい場所へ。
あたしと門川君は手を取り合い、みんなの待っている場所へ向かい始めた。
『それは・・・ならぬ』
月から目を逸らさず。
ただ、じっとじっと見つめ続けて。
『おそらく一人にならねば、行けぬ場所じゃ』
行きたいのぉ
行きたい
いつか・・・
行けるものなれば、行きたいのぉ・・・
・・・・・。
・・・・・・・。
奥方は・・・
行けたのだろうか。
行きたかった場所に。
全てのしがらみを脱ぎ捨てた今、その場所へ行けたのだろうか。
ひとりぼっちで・・・
やっとの事で・・・。
あたしと門川君は月を見上げた。
その向こうの何かを見届けるように。
そして・・・
「さぁ帰ろう。みんな僕達を待っている」
うん、行こう。
あたし達の行くべき場所へ。
行きたい場所へ。
あたしと門川君は手を取り合い、みんなの待っている場所へ向かい始めた。