神様修行はじめます! 其の二
日はまた昇る
お互いの体を支え合うように階段を下りる。
励まし合いながらヨロヨロふらふらと出口へ向かった。
何度も転びかけ、倒れかける。
そのたびにお互いがお互いの体を引っ張り上げた。
しま子と別れた場所に到着した時にはもう、疲労困憊。
精も根も尽き果てて、地面に崩れ落ちてしまった。
も・・・も・・・
も、ダメ限界・・・・・。
体力の限界は遥かに超えて、生命の限界ゾーンに達してる。
イエローカードの向こうのレッドカードがひらひらしてる。
あぁ、意識が・・・。
お花畑がきれ~・・・。
地面に突っ伏して倒れながら、飛びそうな意識の中で会話をする。
「門川君、大丈夫・・・?」
「三途の川の向こうでご先祖様が、笑顔で手招きしてるのが見える・・・」
わぁ、あたしより1ランクやばい幻覚視てる。
やっぱり彼の方が重症なんだ。
笑顔にだまされてついてっちゃダメ~。
「門川君、そっち行っちゃダメ・・・」
「あぁ。川を渡る気力も体力も無いから大丈夫だ・・・」
行きたくても行けませんって? ・・・同感。
でもこのままじゃ本当にやばい。
行く気はなくても、向こうに引きずり込まれてしまいそう。
励まし合いながらヨロヨロふらふらと出口へ向かった。
何度も転びかけ、倒れかける。
そのたびにお互いがお互いの体を引っ張り上げた。
しま子と別れた場所に到着した時にはもう、疲労困憊。
精も根も尽き果てて、地面に崩れ落ちてしまった。
も・・・も・・・
も、ダメ限界・・・・・。
体力の限界は遥かに超えて、生命の限界ゾーンに達してる。
イエローカードの向こうのレッドカードがひらひらしてる。
あぁ、意識が・・・。
お花畑がきれ~・・・。
地面に突っ伏して倒れながら、飛びそうな意識の中で会話をする。
「門川君、大丈夫・・・?」
「三途の川の向こうでご先祖様が、笑顔で手招きしてるのが見える・・・」
わぁ、あたしより1ランクやばい幻覚視てる。
やっぱり彼の方が重症なんだ。
笑顔にだまされてついてっちゃダメ~。
「門川君、そっち行っちゃダメ・・・」
「あぁ。川を渡る気力も体力も無いから大丈夫だ・・・」
行きたくても行けませんって? ・・・同感。
でもこのままじゃ本当にやばい。
行く気はなくても、向こうに引きずり込まれてしまいそう。