神様修行はじめます! 其の二
ここで死んじゃうわけにはいかないよ。
どうにかして助けを呼ばなきゃ。
でも、もう指一本動かない。
「門川君、門川君・・・・」
「・・・・・・・」
「返事してっ。門川君っ」
「・・・・・・・」
あたしの呼びかけに応える様子が無い。
どうしよう。門川君が死んじゃう!
彼がここで死んでしまったら、全ての意味が無くなってしまう!
あたしが守らなきゃ。
でなきゃみんなに会わせる顔が無い。
でもどうすればいいの?
どうしよう、どうしよう。
どうし・・・
「おや、やっと帰ってきたのかい?」
その声に目線を上げると、白ヘビの主さんがすぐ側にいた。
「あ・・・主さん・・・」
「やれやれ、あっちもこっちも半分死人ばかりだねぇ」
向こうの木に、しま子がグッタリともたれ掛かって座っていた。
意識があるのか無いのか、目を閉じてピクリとも動かない。
全身が血まみれで。
おまけになんだか、腕や足が変な方向に曲がってるみたい。
「し、しま子・・・しま子・・・」
「う・・・あぁ~~・・・」
あたしの声に反応して、しま子が薄っすらと目を開けた。
よかった、生きてる。
あたしを見つけて、こっちに来ようとモゾモゾ体を動かしてる。
でもそのままドサッと地面に倒れてしまった。
どうにかして助けを呼ばなきゃ。
でも、もう指一本動かない。
「門川君、門川君・・・・」
「・・・・・・・」
「返事してっ。門川君っ」
「・・・・・・・」
あたしの呼びかけに応える様子が無い。
どうしよう。門川君が死んじゃう!
彼がここで死んでしまったら、全ての意味が無くなってしまう!
あたしが守らなきゃ。
でなきゃみんなに会わせる顔が無い。
でもどうすればいいの?
どうしよう、どうしよう。
どうし・・・
「おや、やっと帰ってきたのかい?」
その声に目線を上げると、白ヘビの主さんがすぐ側にいた。
「あ・・・主さん・・・」
「やれやれ、あっちもこっちも半分死人ばかりだねぇ」
向こうの木に、しま子がグッタリともたれ掛かって座っていた。
意識があるのか無いのか、目を閉じてピクリとも動かない。
全身が血まみれで。
おまけになんだか、腕や足が変な方向に曲がってるみたい。
「し、しま子・・・しま子・・・」
「う・・・あぁ~~・・・」
あたしの声に反応して、しま子が薄っすらと目を開けた。
よかった、生きてる。
あたしを見つけて、こっちに来ようとモゾモゾ体を動かしてる。
でもそのままドサッと地面に倒れてしまった。