神様修行はじめます! 其の二
やたらシャキシャキ元気に動き回る姿を見ると、逆に心配になるんだよ。
無理してるんだな・・・って。
気が強くてプライド高いから、人に弱みを見せたがらない人だし。
今はまだ、葬儀とかですごく忙しいからいいけど。
全部終わって気が抜けた時に、一気にくるんだよ。
あたしもじー様の時に経験したから、良く分かるんだ。
今回お岩さんの受けた衝撃は、ものすごく大きいものだ。
返ってくる反動もハンパ無いはず。
・・・心配だよ。どうしても。
やっぱりどうしても気になって仕方ない。
「あたし、もう少しここに残ろうかな・・・」
「なにバカな事言ってますのよ?」
「だってさぁ・・・」
「カン違いなさらないで。あなたはわたくしの従者だったかしら?」
「・・・・・」
「アマンダ、側にいるべき相手を間違えないで」
あ・・・・・。
情け無い顔のあたしを見て、呆れたようなお岩さん。
「まったく目先の事しか頭に無いんだから。アマンダは」
「・・・・・」
「大丈夫ですの? 度合いで言ったらそっちの方が、よっぽどこれから苦労の連続ですのに」
「・・・・・大丈夫だもんっ」
「そんなんで永久様を任せられるのかしら?」
「任せられるもん!」
「あぁ心配でなりませんわ。あまりにも単細胞で頼りなくて」
「悪かったね!!」
単細胞でわるうございました!
でも単細胞だって、捨てたもんじゃないんだからね!
多細胞生物ならエライってもんじゃないんだからね!
ふんだっ!
・・・・・あ。
あたし今、自分で自分のこと単一細胞生物だって認めちゃったよ。
無理してるんだな・・・って。
気が強くてプライド高いから、人に弱みを見せたがらない人だし。
今はまだ、葬儀とかですごく忙しいからいいけど。
全部終わって気が抜けた時に、一気にくるんだよ。
あたしもじー様の時に経験したから、良く分かるんだ。
今回お岩さんの受けた衝撃は、ものすごく大きいものだ。
返ってくる反動もハンパ無いはず。
・・・心配だよ。どうしても。
やっぱりどうしても気になって仕方ない。
「あたし、もう少しここに残ろうかな・・・」
「なにバカな事言ってますのよ?」
「だってさぁ・・・」
「カン違いなさらないで。あなたはわたくしの従者だったかしら?」
「・・・・・」
「アマンダ、側にいるべき相手を間違えないで」
あ・・・・・。
情け無い顔のあたしを見て、呆れたようなお岩さん。
「まったく目先の事しか頭に無いんだから。アマンダは」
「・・・・・」
「大丈夫ですの? 度合いで言ったらそっちの方が、よっぽどこれから苦労の連続ですのに」
「・・・・・大丈夫だもんっ」
「そんなんで永久様を任せられるのかしら?」
「任せられるもん!」
「あぁ心配でなりませんわ。あまりにも単細胞で頼りなくて」
「悪かったね!!」
単細胞でわるうございました!
でも単細胞だって、捨てたもんじゃないんだからね!
多細胞生物ならエライってもんじゃないんだからね!
ふんだっ!
・・・・・あ。
あたし今、自分で自分のこと単一細胞生物だって認めちゃったよ。